12期目を迎え本格的な新規事業開発へ

11期からの準備期間を経てインキュベーション部署がセンタード内に設置されました。

センタードの得意とするPDCAは引き続き現場を中心に行っていくものの、企業経営にとって同様に重要なのは事業自体の改革、刷新です。

センタードの業績は好調であるものの、さらなる拡大を目指すためには次なる仕込みが必要になります。

また、時代の変化スピードはさらにあがり、WEB3.0時代として様々な新しい概念が登場しています。

そんな中でセンタードとしても第2、第3の事業の柱を作成すべく新規事業の準備を進めています。

新規事業開発の体制づくりと社内組織制度の調整

今まで役員や本部長など社内の中心メンバーを投入して新規事業を進めようとしたものの、失敗しました。

役員や事業責任者事態はもちろん有能ではあるものの、既存事業を荒波を超えながら新規事業に時間や頭を割くことがどうしても難しい状態でした。
とはいえこの規模で、さらに下位の現場メンバー達に既存事業を任せれば、マネージメントラインに支障をきたすであろうことは当然想像できることでした。

そんな中で新規事業を行おうとすると、必然的に各部署から出せそうな主力外メンバーを新規事業にアサインすることになってしまいます。
しかし、新規事業は既存事業以上に様々な課題にぶつかりながら、それを解決するスキルやポテンシャルが必要になります。

ただでさえ成功率10-20%などと言われている新規事業に対して、中途半端に形だけ作り事業をとりあえず動かそうとしてもうまくいかなのは明白でした。

そこで社長としてある程度既存事業は他の部署帳などに任せつつ、社長として新規事業に大幅に力を割き、また新規事業にフルコミットできる人材を採用投入し、育成することにしました。

新規事業の成功に向けてのスキームづくり

新規事業自体もこれをやれば確実に成功するという成功論があるわけではもちろんありません。

しかし長年培われた先人たちの失敗成功体験をもとにより成功確度を上げるべく、組織体制、フローづくりを行っていきました。

それはリーンスタートアップに代表されるシリコンバレー式の手法を取り入れつつ、組織体制をまとめていくことでした。

・最新技術、サービストレンドキャッチアップ体制
・ビジネスアイデア構築体制
・サービス開発体制
・セールス、マーケティング体制

などのように新規事業を構築し、拡販、急拡大を目指していくなかで必要なパーツをどう社内外を活用しながら習得していくか、の試みでもあります。

新規事業から学べるもの

新規事業の構築は難易度の高い業務ではありますが、それを最大限サポートしていく組織をブラッシュアップしていきます。

また、多数の失敗も伴いながら成功事例を排出することを前提としているので、失敗自体を個人、チームの糧として活かし、その挑戦自体を評価し、褒め称える組織=安心とワンセットで展開していきたいと思います。

新規事業はハードではありますが、その分、そこから得られるものは通常の業務の何倍もの経験になるでしょう。そこから培われる課題設定・解決能力、自責思考はAI時代を迎えても、もっとも貴重なスキルとして重宝されるに違いありません。

挑戦自体に完璧なスキル・経験は不要です。逆にそれを待っていてはいつまでも始められず機会を逃してしまいます。

センタードも12期目を迎え、活用できるスキル、経験はすべてインキュベーション部と連動させていく予定です。

ポジティブで活気のある、行動力のある人材の参加は大歓迎です。